自動車業界の対応

自動車業界のVOC軽減への取り組み

財団法人日本自動車工業会は厚生労働省が策定した指針値指定13物質に対し2007年発売の新型乗用車から基準クリアを目指し各々の自動車メーカーにてそれぞれの取組みを実現しています


また今後も、揮発する化学物質の使用量を抑えたクルマづくりを進めることとし。特に、厚生労働省室内濃度指針値がすでに設定されている個別の化学物質(接着剤や塗料に含まれる溶剤の水性化や無溶剤化等)に対する低減を優先的に進める方針です。


車室内のVOCについては、車室内のさまざまな部品から揮発する成分の混合物であるため、部品メーカーや素材メーカーの協力を得ながら取り組んでいく方向性で、住友スリーエムなども同取組みへの具体的な施策をプレスリリースしている。
http://car.nikkei.co.jp/release/index.cfm?i=160169

国内自動車メーカーにおいては2005年3月頃から各社による『シックカー症候群』対策が本格化する動きが始まっていたのです。

各自動車会社の取組みにより2007年度以降に国内で発売される乗用車については、厚生労働省がシックハウス症候群対策で定めた13物質の室内濃度指針値をクリアしています。


各自動車メーカーの対応は下記のようになっています。

トヨタは、すべての部材のVOC発生量を細かく把握しVOCの発生しない10部品を2003年12月以降のクラウンで採用しています。

またニッサンでも部材を見直し、2004年10月以降のフーガで、車内のアセトアルデヒドなどの濃度を、従来の半分程度に抑えました。

マツダでは1999年4月にVOC除去剤を加えた空気清浄フィルター全車にオプションで装着できるようにしています。

三菱自動車はホルムアルデヒドを発生しないばかりかむしろ吸収する天井材を使用し対策を講じています。


残念なことにこれらの対策はあまり大きく公表されることがない状態が続いており、VOCについてはカタログに記述が少ないことも見受けられます


新車を買うときにはセールスマンにそのあたりの対策がどれくらい施されているか確認した方がいいかもしれません。

自動車大手国内メーカのそれぞれにVOC対策はプレスリリースや自社ホームページが発表の場となっています。