VOCとは

VOC(揮発性有機化合物)とはどんな成分?

それではシックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)とはどのような成分なのでしょうか?

VOCとは「Volatile Organic Compounds」の頭文字を取ったものであり、日本語で書くと揮発性有機化合物となります。

VOCは約900種類が確認されており、そのうち約300種類は人体に有害であると考えられています。

自動車車内に使用されるVOC(揮発性有機化合物)は250種類あると言われています。


VOCは建築資材などに使用されている防腐剤、塗料溶剤、接着剤、木材保存剤、防蟻剤などに含まれており、これらから放散される化学物質がシックハウス症候群の主な原因といわれています。

自動車の場合は内装にVOC(揮発性有機化合物)を利用することが多く、ウッドパネルや皮シートなどに接着剤を使用したり、天井材・座席シート・アームレスト他にもVOCを含む部品が使用されている。


厚生労働省がVOCにおいて室内濃度指針値を定めた13物質は下記になります。(2004年12月現在)

  【物質名】
 1、ホルムアルデヒド
 2、トルエン
 3、キシレン
 4、パラジクロロベンゼン
 5、エチルベンゼン
 6、スチレン
 7、クロルピリホス
 8、フタル酸ジ-n-ブチル
 9、テトラデカン
10、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
11、ダイアジノン
12、アセトアルデヒド
13、フェノブカルブ


自動車室内では住宅や家電など日常生活で使用されているものと同様な素材が使用されており、これらの素材から揮発する物質の混合物が車室内のVOCとなります。

また、自動車室内のVOCは
・車室内のVOC濃度は一般的に時間とともに低減していくが、物質によってその低減の度合いは異なる
・車室内のVOC濃度は車室内の温度によって異なる。炎天下で駐車している自動車の室内では濃度が高くなる場合がある。
・走行中の窓開けやエアコンの外気導入などによる換気を行うことで、車室内のVOC濃度は大幅に低減する
という特徴があります。